私たちが理想とする建物(住宅)は、人に、そして環境に対しても自然体であるものと考えます。人は、建物を介して地域の環境に暮らしており、この地域環境との関わり方を創ることが、私たちのKenchiku(建築)です。 そのためには、建物のデザイン・性能・材料・造り方は、環境とのバランスがなくてはならないと考えています。
ゼロエミッションへの取り組み〜資源を大切にする
持続可能な社会を構築するためには資源循環が必須となります。住宅建設時に発生する端材や梱包資材などの副産物は約2t〜5tです。(弊社物件の実測結果です)すべての副産物を埋め立て処分や廃熱を利用しない焼却処分せず、資源循環させることを建設副産物のゼロエミッション化といい、弊社では建設現場から発生する副産物のゼロエミッション化を目指した取り組みを行っています。具体的には建設現場で副産物を34分類して、ゼロエミッション化への取り組みを目指しています。
副産物の実測調査
![]() 梱包材の実測の様子 |
![]() 断熱端材の実測の様子 |
![]() 外装端材の実測の様子 |
![]() 内装端材の実測の様子 |
![]() 梱包材の実測の様子 |
![]() 梱包材の実測の様子 |
CO2の削減〜カーボンフットプリントの導入
【建設における資材と副産物(端材)の実測】
近年食品を中心にカーボンフットプリント(以下CFPとします)が導入されています。CFPとは製品の製造段階から破棄段階までに排出される温暖化ガスをCO2換算して表示し、CO2の見える化を行うことです。建設時のCO2排出量を求めるためには、住宅建設に要するすべての建築資材の材種を把握する必要があります。このことは、すべての資材のメーカーや材種を把握する必要があることを意味します。つまり、出所の分からない資材を使用することができなくなり、住宅の品質管理にもつながります。弊社では住宅にCFPを適応させる取り組みをいち早く行っています。なお、運用時については電気やガスなどのエネルギー消費量と水道消費量を計測し、CO2排出量を算出しています。
資材の実測調査
![]() 建材の実測の様子 |
![]() 金物の実測の様子 |
![]() 設備材料の実測の様子 |
![]() 断熱材の実測の様子 |
![]() 電気材料の実測の様子 |
実測調査報告書(お施主様にお渡しする報告書です。クリッックすると詳細が見られます。)
![]() 長野市H様邸 |
![]() 長野市I様邸 |
![]() 長野市L様邸 |
![]() 長野市T様邸 |
![]() 長野市Y様邸 |
【建設から運用までのCO2排出量の算出】
木造住宅の建設時に排出するCO2と、住んでから排出するCO2量の実態を把握するため、運用時のエネルギー消費量と室内温熱環境の実測調査を行っています。室内環境の実測調査では、住宅の断熱性能を示す熱損失係数(Q値)の計算と住宅の気密性能を示す相当隙間面積(C値)を計測し、建設時から入居2年後までのエネルギー消費量と室内温熱環境の計測しています。その計測結果からお施主様に暖冷房機器などの省エネ運転の提案なども実施しています。

電力エネルギー消費量
この環境を考えた家づくりは、家ができるまでのひとつひとつの工程での実際のデーターを、計測して評価することがとても重要です。特に建設時の数多くの種類の膨大なデーターを蓄積しながら、これからの理想の住宅の研究に取り組んでいます。
※この木造住宅の環境に対する研究は、信州大学工学部建築学科浅野研究室、高村研究室と共同で取り組んでいます。またご協力を頂いてるお施主様、ご協力ありがとうございます。

気密測定の様子
電力エネルギー計測の様子

















