昼は自然光をたっぷり取り入れ部屋の隅々まで明るく、夜は部分照明や間接照明で落ち着きのあるやすらぎの空間をつくります。特に、夜の照明はただ明るいだけでは味わいがありません。21世紀版『陰影礼賛』といったところでしょうか。 「明るさ」と「灯り」、居心地のよい家づくりの重要なポイントです。
素材はやはり本物が一番。 特に内装に使われる素材の質感や色合いは、心地よい空間づくりに直結します。自然素材は経年変化で風合いが増してきます。昨今の建築材料が年々劣化していくのとは逆の現象です。 何十年か経って、その役割が終わった時、土に戻せるのも自然なことですよね。
なぜ、日本では木造工法が昔から連綿と続いているのでしょう。その秘密は、造り上げる順番。土台と柱・梁からまず屋根をかけ、それから外壁・床と造っていきます。これは四季の移り変わりがある日本の気候では理にかなった造り方。建築中の気候条件に適合させ、木の性能を最大限に発揮できる建築方法なのです。そして木はその気候条件で育った信州産材を使うことが自然です。信州の暑い夏、厳しい冬に適応して育った木を、信州で培われた職人の手で組み立てること。それが自然な造り方だと思うのです。






