「自然」な形~永く住み継がれるデザイン~オーガニックハウス

「住宅のデザイン」と聞くと何を思い浮かべますか? インテリア?外装? もちろんそれらも重要ですが、さらに私たちが考えるのは床、天井、そして壁から成り立つ「空間」です。単に規格化された箱の寄せ集めでは、くつろぐ場所、お休みになる場所、楽しく食事をする場所、といったそれぞれの目的を充分にかなえることはできません。 住む人の必要度をとことんまで話し合うーそうしてこそ、永く住むことができ、飽きのこない表情豊かな空間ができあがります。規格化されたライフスタイルなんて存在しません。

「自然」な色~昼夜メリハリのきいた明るさを~

昼は自然光をたっぷり取り入れ部屋の隅々まで明るく、夜は部分照明や間接照明で落ち着きのあるやすらぎの空間をつくります。特に、夜の照明はただ明るいだけでは味わいがありません。21世紀版『陰影礼賛』といったところでしょうか。 「明るさ」と「灯り」、居心地のよい家づくりの重要なポイントです。

「自然」な手触り~自然素材の利用~

素材はやはり本物が一番。 特に内装に使われる素材の質感や色合いは、心地よい空間づくりに直結します。自然素材は経年変化で風合いが増してきます。昨今の建築材料が年々劣化していくのとは逆の現象です。 何十年か経って、その役割が終わった時、土に戻せるのも自然なことですよね。

「自然」な造り・・・~その土地の文化や暮らしに適合させる~

なぜ、日本では木造工法が昔から連綿と続いているのでしょう。その秘密は、造り上げる順番。土台と柱・梁からまず屋根をかけ、それから外壁・床と造っていきます。これは四季の移り変わりがある日本の気候では理にかなった造り方。建築中の気候条件に適合させ、木の性能を最大限に発揮できる建築方法なのです。そして木はその気候条件で育った信州産材を使うことが自然です。信州の暑い夏、厳しい冬に適応して育った木を、信州で培われた職人の手で組み立てること。それが自然な造り方だと思うのです。

「自然」を利用・活用する~環境に適した性能~

信州の気候は過酷です。冬の寒さはもちろん、夏だって充分に暑いですよね。その寒暖の差に適応できるだけの工夫が信州の家づくりには必要です。大きな差が出るのが、断熱材の工法。単なる高気密・高断熱では冷暖房に多くを頼らざるを得なくなってしまいます。 最小限のエネルギーで最大の効率を上げるためには、その風土・環境をよく理解すること。地元で40年、培われた経験が活きてきます。

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